●アコギとは?メニュー

アコースティックギターのいいところ
各名称
アコースティックギターの歴史
アコースティックギターの種類
どんな木材が使われているの?

 

●アコギ(アコースティックギター)のいいところ

 アコースティックギターのいいところは、どんなジャンルにも相性がよく、奏法も多彩でまだまだ無限の可能性を秘めており、バンドセッションなどで時にはボーカルをさしおいて目立ってしまうといった人を引きつける存在感でしょう。

 アコースティックギターを片手に、一人で弾いて歌ってもよし、インストの世界に浸るもよし、アコースティックギターは常に進化しており、近年では大音量のハードロックバンドなどのセッションでも埋もれることなく存在感を発揮できちゃう。

 価格も他の楽器にはありえない低価格なものからあり、明日にでも自分専用のアコースティックギターが手に入ってしまうといったお手軽さ、そしてもう一つのお手軽さは持ち運びができ行った先ですぐにでも一人でも数人でも人数に関係なく音楽が出来てしまうということ。

 こんなにお手軽に音楽を成立できてしまう楽器は他には存在しないでしょう。

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●各名称

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1.ヘッド ペグを支える部分
2.ペグ 弦を巻き上げ、テンションを変えて音程を決定させるところ。
3.ナット ヘッドとフィンガーボードの境目にあるパーツ。ほとんどのギターの場合、直接ギターの弦を支える支点となるところ。
4.ネック ギターのフレットを打ち付けてあるところ。ローズウッドはアタック感が強く、メイプルは柔らかい音、エボニーは固め、アタックの強い音になる。
5.フレット ネックに打ち付けてある細い金属。1フレット上がるごとに半音ずつ音が上がる。
6.ヒール ボディとネックを支える部分
7.ボディ 音量を増幅する場所
8.トランスロッド ネックの反りを調整する部分
9.サウンドホール ボディによって増幅された音を外部に出す部分
10.サドル ナットと同様、直接ギターの弦を支える支点となるところ。
11.ブリッジ ボディと弦の結合を支える部分。
12.エンドピン 弦を止めるピン
13.ピックガード ピックを使った奏法の時、ボディに傷がつかないようにするもの

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●アコギ(アコースティックギター)の歴史

 アコースティックギターのルーツは、西洋ヨーロッパのスペイン?と思われている方が多いかもしれませんが、とっても意外にアコースティックギターのルーツは東洋だと言われています。東洋の中でも中近東のアラビアの商人がスペインにアコースティックギターの祖先を持ち込み、多種多様に進化を遂げていったと考えられています。起源は古く10世紀のスペインの文献や13世紀のヨーロッパの細密画にその存在を確認することが出来ます。

 西洋のルネッサンス期である15世紀に、民衆に広まったギターは、現在のアコースティックギター(6弦)と構造も異なる複弦4コース(2本ずつ張られた弦が4セット)のルネサンス・ギターでした。同時に貴族の間ではビウエラ・デ・マノと言うギターが広まっていました。つまり、大衆のギター・貴族のギターと身分に合わせてそれぞれのタイプが人気を集めてたのです。

その後、バロック期と呼ばれる16〜17世紀に入り、複弦5コース(2本ずつ張られた弦が5セット)のバロック・ギター(別名はリュート)が全ヨーロッパ中で脚光を浴び、それまでのギターが忘れ去られて行きました。

しかし、古典派期と呼ばれる18世紀後期には「バロック・ギター(リュート)の音楽は芸術的にも完成されてしまった」つまり、「限界に達して行き詰まってしまった」という理由から、その栄光も空しく衰退して行きました。そして、これを期にまだ無名だが様々な可能性を秘めた6単弦の古典ギター(現在のギターと同じ6本の弦)に再び、聴衆の脚光を浴びるようになって行きました。古典ギターは人々の間で大変盛んになり、特にフランスの宮廷でも愛好されました。当時の画家の風俗画にも、その人気の程が残されています。

ロマン派期から近代の19世紀に入り、スペインのアルメリア出身のアントニオ・トーレス・ジュラードさんがそれまでのギターを集大成して、現代ギターの構造における基礎を築き上げました。つまり、スペインで現代の「クラシック・ギター」の原形が完成された訳です。

一方、ドイツ東部出身で家族でギター製作に関わっていたクリスチャン・フレデリック・マーティンさんが1833年にアメリカのニューヨークに渡り発明したギターが、現在最もポピュラーに使用されている「フォーク・ギター」です。つまり、アメリカでこのタイプのギターの原形が完成された訳です。ちなみに、このマーティンさんのギター製造メーカー「マーティン」は現在でも有名ブランドとして人気を集めています。

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●アコギ(アコースティックギター)の種類

●フラット・トップのスティール・ギター
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フラット・トップとは、ボディの表面がまっすぐな板で作られているギターのことです。このタイプを代表するギターとして、フォーク・ギターやウェスタン・ギターが上げられます。簡単な見分け方として、全ての弦がスティールであることやギター上部の糸巻きの「つまみ」の位置が横向きに付いていればこの種類のギターと言えるでしょう。

●アーチ・トップ・ギター
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アーチ・トップとは、ボディの表面の板が少し膨らみを帯びているギターのことです。代表的なメーカーとしてギブソンが上げられます。しかし、ビッグ・バンド・サウンドの人気の衰退とエレクトリック・ギターの普及率の急上昇に伴い、エレクトリックでないアーチ・トップ・ギターは非常に少ないのが現状です。 簡単な見分け方として、全ての弦がスティールでサウンドホールがヴァイオリンと同様にアルファベットのfのような形状(fホール)をしており、エレクトリックでは無いギターであればこの種類のギターと言えるでしょう。

●クラシック・ギター
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昔は全ての弦がガット(羊の腸)で作られていたので、ガット・ギターとも呼ばれています。羊の腸は湿度によって伸び縮みが大きく、痛み易いことなどから、最近はあまり使われなくなってきています。簡単な見分け方として、ギター上部の糸巻きの「つまみ」の位置が後向きに付いていて、第1・2・3弦はナイロン、第4・5・6弦が銅線の巻かれたナイロン弦であればこの種類のギターと言えるでしょう。
ちなみに、フランス映画「禁じられた遊び」のテーマ曲「愛のロマンス」は、スペインの名手であるナルシソ・イエペスさんにより、このギターで演奏されました。

●フラメンコ・ギター
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アンダルジアン・ジプシーの歴史と気質を反映したフラメンコの音楽には欠かせないギターです。しかし、このギターはクラシック・ギターの改造品であるため簡単に見分けられるようなポイントはありません。強いて言えば雰囲気でしょうか…。フラメンコ独特の音楽の活気や力強さを表現するために、クラシック・ギターに比べ明るいトーンの木材を使用し、ボディーの厚さなどの細かな改造がされています。
以上のポイントに注意して、楽器屋さんなどで本物を見比べる機会があったら、是非チェックしてみて下さい。また、フォーク・ウェスタン・クラシック・フラメンコなど、音楽のジャンル名がそのままギターの種類や呼び名として用いられています。これは、各ギターがそれらのジャンルと相性が良いという証明なのです。

●12弦ギター
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12弦ギター(じゅうにげんぎたー)とは、複弦ギターの一種。通常のギターが6弦なのに対し、その倍ある弦の本数から命名された。通常のギターのチューニングは、上の低音弦から(6弦から1弦に向かって)、「E-A-D-G-B-E」となっているが、一般的な12弦ギターには、「E-A-D-G-」(6弦〜3弦)には1オクターブ高音の弦が、「-B-E」(2弦と1弦)には同じ弦が、それぞれ付加されている。その音色は2本のギターで同じ演奏をしているような効果が得られるが、オクターブまたはユニゾンにチューニングされた近接弦同士はほんのわずかな発音のズレを生じるために、通常の6弦ギターよりも豊かな響きが得られる。奏法としては、その構造上アルペジオよりは、ピック奏法、フィンガー・ピッキング共にストロークに向いている。リッケンバッカー社製のビートルズが使用した360-12や、ギブソン社のSGタイプのダブルネックのものが有名。

●テナーギター
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テナーギター (Tenor Guitar)とは、ギターの一種であり、通常のギターと同じ形をしており、弦が4本で、アコースティック・アンサンブルのなかで高音パートを担う楽器である。基本的に通常のギターと同じ形をしており、エレクトリック・モデルやアコースティック・モデル、副弦を持った8弦モデルもある。テナーギターの一般的なスケール(ナットからブリッジまでの長さ)は23インチである。テナーギターは通常、4弦のテナー・バンジョーやヴィオラと同じチューニングの「C-G-D-A」が使用される。しかし、ギター・チューニングやシカゴ・チューニングと呼ばれる「D-G-B-E」、オクターブ・マンドリン・チューニングと呼ばれる「G-D-A-E」が使用されることもある。

●バリトンギター
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バリトンギター (Baritone guitar) とは、通常のギターの亜種であり、通常のギターより長いスケール(ナットからブリッジまでの長さ)と通常のギターより低い音域がその特徴である。 フェンダーのBassVIが代表的なモデルである。1950年代にダンエレクトロが発表した当時にはそれほど脚光を浴びることはなかったが、その後そのユニークなサウンドがBeach Boysの楽曲のヒットにより注目され、以降カントリーミュージックや映画のサウンドトラック、特にマカロニウェスタンの映画などでそのサウンドが聴かれるようになった。現在でもその音色を好むアーティスト達によって使用されている。 また、特にヘヴィメタルの分野で、低域を駆使したサウンドが欲しいときに使われることもある。低域のギターサウンドが欲しいときには、7弦ギターが使われることも多いが、コードフォームがノーマルギターと違ってしまうために、演奏が難しくなる。そういう理由から、ノーマルギターと同じフォームで弾けるバリトンギターをチョイスする人もいる。メタリカのジェームズヘットフィールドは、自身の名を冠したモデルを出していて、アルバム「St.Anger」ではそのサウンドを聴くことができる。通常のギターのチューニングから1オクターブ下げた「E-A-D-G-B-E」が一般的だが、他にも4度下げた「B-E-A-D-F-#B」や5度下げた「A-D-G-C-E-A」が使用され、特に明確な決まりはない。

●リゾネーターギター(ドブロギター)
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Resophonic Slide Guitarと言うのが正式名称、Resophonic Guitar、Resonator Guitarとも表記されますが、大分類としてはギターの一種ではありますが、ギター中央部分にリゾネーターという共鳴板を持つ点が特徴のギター。 一般には、左手に金属のバー及びボトルネックを使用して演奏します。 ブルーグラスでは金属のバーを使用します。esophonic Slide Guitarを大きく分けると、メタル・ボディーとウッドボディーに分ける事が出来ます。 また、それぞれにスクウェア・ネックとラウンド・ネックが存在します。スクウェアネックとは、文字通り断面が四角で、ネックを握らずに弦を上から金属のバーで押さえて演奏し、ラウンドネックは通常のギターの様に左手で握り込む様にして演奏します。ラウンドネックは弦高がスクウェアネックより低く、左手で指版を押さえて演奏する場合と、ボトルネックの様なもので演奏する場合があります。ブルーグラスの場合使用するのは、ウッド・ボディーのスクウェア・ネック。一般的には、ドブロと呼ばれます。実はこれ、楽器のメーカーの名前なのです。ある時期この会社の楽器以外Resophonic Guitarがあまり生産されなかった事から、ドブロ・ギターと言うのが今日一般名称のようになりました。

●スティールギター
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スティール・ギター(steel guitar)は、ギターの一種。ギター水平に置き、左手の指かバーで弦を押さえ、右手のピックで弾いて演奏する。膝の上に載せる小型のタイプをラップスティール・ギター(lap steel guitar)という。ボリュームペダル、弦の調を変えるためのペダル、ニーレバー(膝レバー)で正確な音程を調整するベンド機構を備えた大型のスタンドタイプをペダルスティール・ギター(pedal steel guitar)という。もともとはリゾネーター・ギターなどのアコースティック・ギターを水平に置いて演奏したのが始まりといわれる。現在のスティール・ギターは基本的にエレクトリックギターと同様にピックアップがあり、アンプにつないで音を出す仕組みになっている。特にカントリーやハワイアンの主要楽器として目覚ましい発展を遂げ、簡素なラップスティールから、テーブル型スティール、ペダルスティールに至って複雑な機構を備え、幅広いジャンルの演奏に対応できるようになった。弦の数は6弦、8弦、10弦、12弦などがあり、チューニングは演奏する曲のジャンルや演奏者ごとに異なる。ネックが2本のものもあり、それぞれを使い分けることで各種の調に対応できるようにチューニングしている。弦を指できっちり押さえずにバーを使って滑らせながら弾く。

●ワイゼンボーン
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ワイゼンボーンという名称の由来は1930年代にこのギターの考案者であるドイツ系移民ヘルマン・ワイゼンボーンからきています。 オリジナルのワイゼンボーンは製作本数が少量であったこともあり、現存するものは、きわめて少なく、稀にあっても、コンディションは期待できません、しかもレア物ということで価格はきわめて高額でマニアの収集家でないかぎり一般のプレーヤーが入手するのは困難であります、 そのボディから優雅に流れるホロウネックと独特なウッディサウンド、驚くようなボリューム、甘いサスティーン、深く暖かいトーンで多くのミュージシャンを魅了してきました。通常スライドバーなどで演奏します。

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●どんな木材が使われているの?

●スプルース
マツ科。北米、ヨーロッパなどに分布する針葉樹。色は白色から淡黄褐色。主に建築材、パルプ材、家具材などに利用されていますが、すぐれたものは「ミュー ジック・グレード」と呼ばれ、ピアノの響板やバイオリン用材に向けられているものもあるそうです。ギターでは主にトップ材に使用されています。トップ板は 「スプルース」とだけ表記されている場合がありますが、産地などの違いによって詳しく分けられ表記される場合もあります。

シトカ・スプルース
アラスカ・カナダ・アメリカ北部の西海岸側が主な産地。アコースティックギターではこのスプルースが使われることが多いと思います。他にも船のマストや 飛行機のプロペラとしても使われているらしいです。名前の由来はアラスカにあるシトカ市からで、この周辺はスプルース群生地です。

イングルマン・スプルース
シトカと同じく北アメリカでとれる材。全体的に白色から淡黄色。 シトカよりも広がりがあり、やや柔らかめな音がすると言われています。

ヨーロピアン・スプルース
その名の通りヨーロッパ産のスプルース。ジャーマン・スプルースと表記される 材もこれに含まれると思われます。シトカよりも芯があり、輪郭のはっきりとし たサウンド。フィンガーピッキングに適した材だと言われています。

アディロンダック・スプルース
アメリカ東部、アパラチア山脈周辺が産地。 レッド・スプルースとも呼ばれる現在では希少な種類です。

ブルー・スプルース
コロラド州などに生育するスプルース。

●シダー
ヒノキ科。北アメリカ東部、カナダなどでとれる材で、ギターではトップ材として使用される。アコースティックギターの場合トップ材はスプルースとシダーの2種類が使われることが多い。比重は軽く、スプルースよりも音の立ち上がりが早く、明るく鋭いサウンドが特徴。ガット弦のギターではより多くこの材が使われています。初期のギターでは、ネック材としても使用されたことがあります。

●エゾマツ
マツ科。その名の通り北海道でとれますが、樺太・中国・朝鮮にも分布しているようです。主にパルプ材などに使用されますが、ピアノ響板、ヴァイオリンの甲板としても使用されます。ギターでは、昔のヤマハのギターでトップ材として利用されました。

●ローズウッド
マメ科。ローズウッドとだけ表記されていれば、インディアン・ローズウッドを指す場合が多いと思います。名前の由来はこの木のもつ香りからきていると言われています。ギターになってからもかすかに良い香りが残っていたりします。

イースト・インディアン・ローズ
ウッド主にインド、インドネシア、ミャンマーなどの東南アジアに分布。ギターではボディのサイド・バック、指板、ブリッジなどに使用されます。バランスの取れたサウンドのため、高級機にも使用されています。ギターの他には高級家具や装飾などに使用されます。現在では良いものは少なくなっており、希少とされています。紫檀と呼ばれたりしますが業界では別物であるとされています。

ブラジリアン・ローズウッド
ブラジルのバイア州周辺にしか生息しない非常に希少な樹木です。ハカランダ又はジャカランダとも呼ばれています。厳密に本当のローズウッドと言えばブラジリアンを指します。ギターではボディのサイドバック、指板、ブリッジなどに使用されます。楽器としては最高の材とされていて、現在ではワシントン条約により輸出入が禁止されています。

ホンジュラス・ローズウッド
その名の通りホンジュラス産のローズ。愛媛シーガルではこの材を使用しています。他のメーカーではニューハカランダの中に含まれてしまっているのかも。

マダガスカル・ローズウッド
その名の通りアフリカの横にあるマダガスカルのローズ。ギターでもまだあまり使われてはいない材だと思います。拳銃のグリップに使用されています。これもニューハカランダと称され使われているのかもしれません。

ココボロ
赤茶色の材。産地は中南米と言われています。加工が難しくギターの材としてはまだ一部のメーカーが使っているだけです。高級な木材。ナイフの柄に使用されることが多いようです。

ニュー・ハカランダ
K・ヤイリやタカミネのギターなどに見られる名前の材で、ローズウッドの仲間であると思われる。南米、中米、アフリカなどでとれる木を言うらしいです。

アフリカンブラックウッド
その名の通りアフリカ産の黒い木材。ハカランダ以上の音響効果があると言われています。値段もそれ相応に高価になっています。ギターの他にはナイフのハンドル部やバグパイプ、クラリネットなどに使われているようです。

●マホガニー
センダン科。東南アジア・南アメリカ・アフリカなどに分布。ギターの中では軽い材で、ギターではボディのサイド・バック、ネックなどに使用されます。トップにもマホガニーを使用したオールマホガニーのモデルもあります。明るく軽いサウンドはローズウッドとは別な魅力があります。家具でもマホガニーは高級品で人気が高い。

ホンジュラス・マホガニー
中米ホンジュラス産のマホガニーは上質とされ人気がありますが、現在では希少であるとされています。

サペリ
西アフリカを中心に分布。スペイン産のギターに多く使われているようです。テイラーの300シリーズに使用されています。マホガニーに性質が近く、代替材として利用されています

キルテッド・マホガニー
美しいウロコ状の木目のマホガニー。

●コア
主にハワイ諸島でとれるので、ハワイアン・コアと呼ばれます。ギターではボディのサイド&バックに使用されます。オールコアのモデルはトップにもコアを使用します。明るく歯切れの良いサウンドはアコースティックギター愛好家を魅了して止みません。現在では希少とされている木材だと思います。コアはアカシア属系の樹木のようで、オーストラリアンブラックウッドもまたアカシア属なので仲間かも知れません。でもよく調べてみると『マメ科アカシア属』となっていました。マメ科といえばローズウッド。ということはコアもローズと同じマメ科なのかな?

●メイプル
カエデ科の落葉広葉樹。アメリカ、カナダなどでとれます。カナダの国旗はメイプルの葉をデザインしたものになっています。ギターでは主にサイド・バック材、ネックにも使用されます。サスティンは少なく、歯切れの良いサウンドが特徴の材。メイプルにも多くの種類があり、線状の木目をもつカーリーメイプルや、ウロコ状の木目をもつキルテッドメイプル、また小島の目のような小さな玉粒が一面にあるバーズアイメイプルなどがあります。また、高級家具やバイオリン、ビリヤードのキューなどに古くから利用されてきました。メイプルの樹液を加工したものはメイプルシロップとして食用になります。

●ウォルナット
クルミ科オニグルミ属。アメリカ合衆国、カナダの他にヨーロッパにも分布。ギターではボディのサイド・バックに使用されますが、楽器よりは高級家具材としての方が有名で人気があります。マホガニーの音とローズウッドの音の中間という表現をされています。北アメリカに生育しているのがブラックウォルナット、クラロウォルナットで、南アメリカに生育しているのがオリーブウォルナットです。

●オヴァンコール
マメ科。アフリカ、東南アジアなどでとれる広葉樹。ギター材としてはあまり聞かない名前の材だと思います。粘りと暖かみのある音質。マホガニーに似ているだのローズウッドに似ているだのいろいろ言われています。

●ブビンガ
マメ科。西アフリカの熱帯雨林でとれる広葉樹。上のオヴァンコールと同種の木材らしい。最大クラスの大径木で、その大きさから日本の巨大な和太鼓の製作にも使われているのではないでしょうか。

●エボニー
カキノキ科。アフリカ・南アジア・東南アジアなどに分布する広葉樹。黒檀とも呼ばれます。ギターでは主に指板、ブリッジなどに使用されます。ペグやブリッジピンなどの高級ギター用品やネックの強度を上げるためのロッドなどにも使われます。現在では希少な樹木とされています。縞の入ったマカサーエボニーというものもあります。

●ジリコーテ
テイラーのギャラリーシリーズ“グレート・ホエール”のサイド・バックとして使われた木材。科目や産地など詳しいことはまだわからないが、このモデルに使われた材はメキシコ産のもの。今後増えていく材かも知れないので要注目。

●シカモア
カエデ科の落葉広葉樹。ホワイトシカモアはヨーロッパ中部、西アジアが原産と言われています。ストラディバリウスなどのバイオリンの裏甲板としても使用されました。そのほか、高級家具などにも使用されます。サテンシカモアはアフリカに分布しています。ギターでは主にエレアコなどのサイド・バック材に使用されます。トラ目が美しい材です。

●ナトー
アカテツ科の広葉樹。東南アジアが原産です。主に建築材や家具材ですがギターでは比較的低価なギターのサイド・バックやネック材に使われます。高級機には使われないことから、楽器材としては優れていない材なのかもしれません。

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